【vol.9】 移住者インタビュー  永平寺町移住でかなえた、家族の笑顔があふれる暮らし(奥澤さんご家族、山口さんご家族) - E-standard 永平寺町に移り住んだらE-standard 永平寺町に移り住んだら

永平寺町の暮らしの声
【vol.9】 移住者インタビュー    永平寺町移住でかなえた、家族の笑顔があふれる暮らし(奥澤さんご家族、山口さんご家族)

【vol.9】 移住者インタビュー  永平寺町移住でかなえた、家族の笑顔があふれる暮らし(奥澤さんご家族、山口さんご家族)

奥澤さん、山口さん


2020年8月に京都府から移住した奥澤さんご家族。上志比エリアに空き家を購入。(写真上)

2022年3月に石川県から移住した山口さんご家族。永平寺エリアに住宅を新築。(写真下)

子育て世代にやさしい、緑に囲まれた“禅のまち”

ー永平寺町に移住したきっかけと決め手を教えてください。

【山口】 以前は仕事の関係で石川県に住んでいましたが、長女が小学生になるまでには定住したいと思い、小学校に上がるタイミングで移住を決めました。私は岐阜県、夫は福井市出身なので、お互いの出身の間をとって永平寺町に。高速のICも近いし、今後中部縦貫自動車道が岐阜まで繋がれば、さらにアクセスが良くなるので期待しています。私自身田舎で育ち、子どもも同じような環境でのびのびと育てたかったので、自然豊かで景色がきれいな永平寺町はピッタリでした。大本山永平寺があって、禅の心に触れられるのもいいですよね。

【奥澤】 我が家は、農地の確保と子どもの教育環境がきっかけです。夫が農業を始めることになり大阪から京都に移住して研修を受けたのですが、研修後にその地域では農地の確保が難しいこと、そして子どもの数が少なすぎて長女が小学校で唯一の女子児童になってしまうことが判明して。農地と子育て環境を条件に移住先を探し、両方を満たしていたのが永平寺町だったんです。特に子育て支援は充実していて、小学校から中学校までの給食費が無料というのは魅力的でした。

【山口】 給食費無料は子どもが3人いるとかなり助かりますよね!一時預かりや病児保育などを無料で利用できる制度もあり、困った時に頼れる場所があるのも心強いです。

 

挨拶やお裾分けから感じる、人のあたたかさ

ー実際に暮らしてみてどうですか?

【奥澤】 いわゆる田舎暮らしですが、買い物は車さえあれば不便ではないし、大きな病院もあるので安心。思っていたより暮らしやすい町だと感じています。大きな公園やプールも車ですぐの所にあるので、休日はよく家族で遊びに行っています。スーパーで売っている魚の種類が豊富なことには驚きました。

【山口】 移住前に想定していた通りの暮らしで、特に不便なことはないですね。近所の方が野菜などをお裾分けしてくださるのですが、気がついたら玄関に置いてあって最初の頃はびっくりしました(笑) 

【奥澤】 あるある!我が家も近所の方からたくさんいただきます。

【山口】 お裾分けは本当にありがたいですよね。近所のみなさんが気さくに挨拶してくださるので、すぐに地域にも馴染むことができました。我が家の子どもたちも真似して、いつの間にか誰にでも挨拶するようになっていました。

【奥澤】 引っ越してきてすぐの頃、帰宅すると玄関に紅白饅頭が置いてあって。おめでたいことがあった時に近所に配る習慣があることを後から知ったのですが、地域の一員に入れてもらえていたことが嬉しかったです。

【山口】 移住して来るまで知らなかった習慣ですよね。永平寺町はそばが有名なんですが、冷たいおろしそばを一年中食べる文化があることにも驚きました。

 

ーライフスタイルに何か変化はありましたか?

【山口】 規則正しい生活になったと感じています。太陽と共に目覚めるような、人間らしい生活ができているかな。市街地に比べて土地代が安く、敷地を広くすることができたので、夫婦で家庭菜園も始めました。まだ一年目なのでこれからですが、楽しんでやっています。ただ、冬をまだ経験していないので、雪はどのくらい大変なんだろうと少し不安。実際に体験してみてどうでしたか?

【奥澤】 正直なところかなり苦労しました。ちょうど越してきた年がひどい大雪で、子どもの背よりも積もるのでびっくりしました。道路には除雪車がしっかり入りますが、早起きして家の前を雪かきしないと出勤もできない。雪に対してきれいなイメージしか持っていませんでしたが、現実は重たいし容赦無く積もるし大変ですね。でも子どもたちはとても喜んでいます。

【山口】 小学校ではスキーの授業もありますよね。子どもたちにそういった経験をさせてあげられるのも、山々に囲まれたこの自然環境ならではですね。

 

大人にも子どもにも嬉しい“ちょうどよさ”

ー子育てについてはどうですか?

【山口】 次女と三女は幼児園に通っていますが、待機はなくすんなり入れて助かりました。幼児園に入るまでは子育て支援センターをよく利用していましたが、情報交換ができたり色んなイベントがあったりして、親子で楽しく過ごせました。

【奥澤】 幼児園の行事も充実していますよね。親子で楽しみにしています。また、永平寺町は子どもの数が多すぎず少なすぎず“ちょうどいい”と感じています。小学校でも幼児園でも、子どもたちを手厚くしっかり見てもらえていると思います。

【山口】 確かに。小学校のグランドによく遊びに行くのですが、学年関係なく色んな年齢の子どもが一緒に仲良く遊んでいます。ちょうどいい人数なんでしょうね。みんなの名前が分かっているので、親としても安心。ここに来てから、なんだか子どもたちに心の余裕ができたようにも感じます。

【奥澤】 我が家の子どもたちは声が大きいので、以前の住まいでは、声が近所に響くことを気にして窓を開けられませんでした。今はどんなに家の中でうるさくしても気にならないので、子どもたちものびのびと過ごしています。

【山口】 大人たちは美しい景色に癒やされ、子どもたちは網を片手に虫捕りをするなどして、それぞれにこの町の自然を満喫しています。自然を感じながらのびのびと子育てをしたい人には、ぜひ永平寺町をおすすめしたいですね。

 

 

 

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